libro
www.tuyano.com
初心者のためのWindows Phoneプログラミング入門

Windows Phoneの開発準備をしよう! (5/6)

作成:2011-08-22 09:00
更新:2011-08-22 09:00

■Visual Studioの画面構成

プロジェクトを作成すると、画面に新しいプロジェクトが表示されます。表示される内容は、いくつものエリアに分かれており、さまざまなエリアの表示を操作しながら開発を進めていくように成っていることがわかるでしょう。表示されているエリアとその内容をざっと頭に入れていきましょう。


・Solution Explorer
画面の右側に、縦に細長いエリアがありますね。これは、作成したプロジェクトに組み込まれているファイルなどを階層的に表示し管理するためのものです。ファイルを編集するときは、ここからファイルの項目をダブルクリックして開きます。

・編集エリア
画面のほぼ中央に広く表示されているエリアがあります。左側に作成するアプリの画面デザインが表示され、右側にXMLらしいソースコードが表示されている部分です。これらは別々のものではなくて、2つのエリアがセットになっているのです。

この部分は、各種ファイルの編集エリアです。ファイルを開くと、ここにそのファイルを編集するためのエディタが現れ、そこで編集作業が行えます。左上のあたりを見ると、「MainPage.xaml」「Start Page」といったタブが見えることでしょう。これはつまり、現在「Start Page」と「ManPage.xaml」というファイルが開かれていることを示します。画面に表示されているのは、このMainPage.xamlというファイルを編集するためのエディタ画面だったのですね。

後で詳しく説明しますが、この.xamlという拡張子のファイルは、Windows Phoneアプリのレイアウトデータなのです。これは、ビジュアルにGUIをデザインするツールと、直接ソースコードを編集するエディタの2つが組み合わせられた、2-way方式の専用エディタで開かれるようになっているのです。

・Error List
画面の下の方には「0 Erroes」「0 Warnings」「0 Messages」といったタブの並ぶ横長のエリアがあります。これは、プログラムの各種エラーメッセージを表示し管理するものです。エラーは、その深刻度から「エラー」「警告」「メッセージ」というように分かれています。それぞれをリストとして表示するものです。

とりあえず、それぞれの細かな使い方は後回しにして、全体の表示の内容や役割をざっくりと頭に入れておきましょう。

※プログラムリストが表示されない場合

AddBlockなどの広告ブロックツールがONになっていると、プログラムリスト等が表示されない場合があります。これらのツールをOFFにしてみてください。


※関連コンテンツ

「初心者のためのWindows Phoneプログラミング入門」に戻る