Dependency Injection(DI)とBean (2/5)
作成:2015-07-05 10:14
更新:2015-07-05 10:14
更新:2015-07-05 10:14
■インターフェイスとBeanクラスの作成
では、実際に簡単なサンプルを作りながらDIの基本を説明していきましょう。まずは、Beanクラスを作成します。今回は、メッセージを1つ保管するだけのシンプルなBeanを用意することにします。
前回作成したプロジェクト「MySpringApp」のcom.tuyano.libroパッケージに、下のリスト欄に掲載したインターフェイスとクラスを作成して下さい。
SampleBeanInterfaceは、Beanの内容を定義したインターフェイスです。ここではメッセージのやり取りをするgetMessage/setMessageという2つのメソッドだけを用意しておきました。
これを実装したクラスが、SampleBeanです。messageというStringのプロパティと、toStringメソッドをオーバーライドして用意しておきました。何の変哲もない、単純なBeanですね。
「こんな単純なものなのに、なんでインターフェイスから作らないといけないんだ?」と思ったかもしれません。Spring FrameworkのBean利用は、別にインターフェイスから作らなくても利用できます。ただ、Beanの汎用的な使い方がイメージできるように、今回はインターフェイスから用意しておきました。
前回作成したプロジェクト「MySpringApp」のcom.tuyano.libroパッケージに、下のリスト欄に掲載したインターフェイスとクラスを作成して下さい。
SampleBeanInterfaceは、Beanの内容を定義したインターフェイスです。ここではメッセージのやり取りをするgetMessage/setMessageという2つのメソッドだけを用意しておきました。
これを実装したクラスが、SampleBeanです。messageというStringのプロパティと、toStringメソッドをオーバーライドして用意しておきました。何の変哲もない、単純なBeanですね。
「こんな単純なものなのに、なんでインターフェイスから作らないといけないんだ?」と思ったかもしれません。Spring FrameworkのBean利用は、別にインターフェイスから作らなくても利用できます。ただ、Beanの汎用的な使い方がイメージできるように、今回はインターフェイスから用意しておきました。
(by. SYODA-Tuyano.)
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●プログラム・リスト●
※SampleBeanInterfaceインターフェイス
package com.tuyano.libro;
public interface SampleBeanInterface {
public String getMessage();
public void setMessage(String message);
}
※SampleBeanクラス
package com.tuyano.libro;
public class SampleBean implements SampleBeanInterface {
private String message;
public SampleBean() {
message = "(no message)";
}
public SampleBean(String message) {
this.message = message;
}
public String getMessage() {
return message;
}
public void setMessage(String message) {
this.message = message;
}
@Override
public String toString() {
return "SampleBean [message=" + message + "]";
}
}
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