Dependency Injection(DI)とBean (3/5)
作成:2015-07-05 10:16
更新:2015-07-05 10:16
更新:2015-07-05 10:16
■Bean設定ファイルの作成
では、このBeanを利用するための設定ファイルを作成しましょう。プロジェクトの「src」フォルダ内にある「main」フォルダの中に、「resources」というフォルダを用意して下さい。この中に、Bean設定ファイルを作成します。
下のリスト欄に掲載したのが、そのサンプルです。これを記述し、「bean.xml」というファイル名で「resources」フォルダ内に保存しましょう。
このBean設定ファイルは、<beans>というタグの中に、<bean>タグを使ってBeanの情報を記述していきます。これは以下のように記述します。
今回のSampleBeanでは、messageというプロパティが1つだけ用意されていましたね。そこで、name="message"の<property>タグを1つ用意しておいた、というわけです。ここで、プロパティに設定される値の情報を記述しておきます。こうすることで、ここに記述したプロパティ値が設定されたBeanインスタンスを自動生成できるようになるのです。
下のリスト欄に掲載したのが、そのサンプルです。これを記述し、「bean.xml」というファイル名で「resources」フォルダ内に保存しましょう。
このBean設定ファイルは、<beans>というタグの中に、<bean>タグを使ってBeanの情報を記述していきます。これは以下のように記述します。
<bean id="名前" class="クラス">
<property name="プロパティ名" value="値" />
……必要なだけ<property>を用意……
</bean>
今回のSampleBeanでは、messageというプロパティが1つだけ用意されていましたね。そこで、name="message"の<property>タグを1つ用意しておいた、というわけです。ここで、プロパティに設定される値の情報を記述しておきます。こうすることで、ここに記述したプロパティ値が設定されたBeanインスタンスを自動生成できるようになるのです。
(by. SYODA-Tuyano.)
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●プログラム・リスト●
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <beans xmlns="http://www.springframework.org/schema/beans" xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" xsi:schemaLocation="http://www.springframework.org/schema/beans http://www.springframework.org/schema/beans/spring-beans.xsd"> <bean id="bean1" class="com.tuyano.libro.SampleBean"> <property name="message" value="Hello, this is Bean Sample!!" /> </bean> </beans>
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