テーブルは、少しだけ複雑です。といっても、基本ルールがわかればだいたい記述できるようになるはずです。
テーブルの基本形は、
|と
-です。
|がテーブルの各項目の左右の仕切り、
-がヘッダーと本体の間の仕切りを示します。基本的な形は以下のようになるでしょう。
| header 1 | header 2 | …… |
|----------|----------| …… |
| data 1 | data 2 | …… |
……以下、必要なだけ記述……
一番最初に、ヘッダーとなる行を用意します。各列のタイトルとなるものですね。これは、それぞれの列の間に
|を入れて区切ります。
その次には、仕切り線となる行を記述します。これは、
|と
|の間の部分を-記号で埋めたものです。1行目と、この2行目を記述することで、これがテーブルであると認識されます。
3行目以降に、テーブルに表示するデータを記述していきます。データとデータの間は
|で仕切っていきます。
この構造からわかるように、テーブルは必ずヘッダーを用意しなければいけません。また本体のデータ部分に仕切り線などを入れることはできません。
●文字揃えの指定テーブルでは、各列ごとに文字揃えを指定できます。これは、ヘッダーとの仕切りの部分に指定をします。
| left | center | right |
|:-----|:------:|------:|
見ればわかるように、仕切りの-記号の端にコロン(
:)記号がありますね。これの位置によって、テキストの揃える位置が変わります。左端に
:をつければ左揃え、右端につければ右揃え、両方につければ中央揃えとなります。
■各行は揃えなくてもOK!
ここまでの説明を読んで、「たくさんの項目を書く場合は、横幅をきれいに揃えるのが大変だな」と思った人、いませんか。
実をいえば、テーブルは、それぞれの項目の横幅は揃える必要ありません。「ヘッダーをきちんと用意する」「データは1つ1つ
|で区切る」ということさえきちんとしてあれば、きれいにテーブルとして整形されます。
下に簡単な例を挙げておきましょう。これで、きれいにテーブルが作成されます。各項目の横幅はまったく不揃いですが、これで問題ないのです。