Djangoが用意できたら、早速Webアプリケーションの開発を行なってみることにしましょう。
DjangoによるWebアプリ開発は、まず「
Djangoプロジェクト」を作成することで始めます。これは、Djangoを組み込んだWebアプリ開発の基本となるものです。中には、基本的なスクリプトファイルが一通り用意されており、すぐにWebアプリとして実行できるようになっています。
Djangoプロジェクトは、以下のようにして作成します。
django-admin startproject プロジェクト名
django-adminというのが、Djangoの開発に関する機能を持ったプログラムです。この「
startproject」というオプションが、Projectの作成を行うためのものです。その後に名前を続けて記述することで、指定の名前でプロジェクトを作成します。
では、コマンドプロンプトまたはターミナルで「
cd Desktop」としてカレントディレクトリをデスクトップに移動し、以下のようにコマンドを実行しましょう。
django-admin startproject djangoapp
これで、デスクトップに「
djangoapp」というフォルダが作成されます。これが、Djangoプロジェクトのフォルダです。この中に必要なファイルを配置して開発を行います。