では、作成された「
djangoapp」フォルダの中身を見てみましょう。デフォルトでいくつかのファイルが作成されていることがわかります。
「djangoapp」フォルダ
┣manage.py
┗「djangoapp」フォルダ
┣__init__.py
┣settings.py
┣urls.py
┗wsgi.py
Djangoプロジェクトのフォルダの中には、
manage.pyというスクリプトファイルと、「
djangoapp」というフォルダが作成されています。
manage.pyは、後述しますがテスト用サーバーを起動してプロジェクトを実行するなど、このプロジェクトを利用するための各種のコマンドが記述されたスクリプトファイルです。
「
djangoapp」というように、作成したプロジェクト名と同じ名前のフォルダが作成されますが、これはこのWebアプリケーションに関する設定などを記述したスクリプトファイルがまとめられています。
これらのファイルは、今すぐ内容を理解しないといけない、というわけではありません。これらは基本的にアプリケーションの初設定に関するもので、開発の際に必要に応じて追記したりしていくだけです。Webアプリケーションで実行される具体的なプログラムは、別途必要なファイルを作成して記述していきます。
※この他、次のページで説明しますが、Webサーバーでプロジェクトを実行すると、プロジェクトフォルダ内に「
db.sqlite3」というファイルが作成されます。これはSQLiteというデータベースのファイルです。これはいずれデータベースを利用する際に使うので、今は気にしないでください。