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App InventorによるAndroid開発入門

QRコード・スキャナーと音声認識を使おう! (5/6)

作成:2010-11-08 22:34
更新:2010-11-08 22:34

■SpeechRecognizerを使った処理を作る

では、ブロック・エディタで処理を作成しましょう。今回も、2つの処理を用意します。ボタンをクリックした時の処理と、音声認識完了後の処理です。


※1つ目の処理

「Button2.Click」
もう、どこにあるかはわかりますね? Button2をクリックした時の処理です。

「SpeechRecognizer1.GetText」
SpeechRecognizer1に用意されている部品です。このGetTextは、音声認識を起動し、音声を読み込んでテキストに変換する処理を実行するものです。この部品を、Button2.Clickの凹みに組み込んでおきます。

※2つ目の処理

「SpeechRecognizer1.AfterGettingText」
SpeechRecognizer1の機能で、音声認識完了後に処理を実行させるためのものです。これも、Button2.Clickと同様、空きスペースにそのまま配置します。これも、右側に新たに「result1」という部品がくっついています。この変数に、音声認識で得られたテキストが保管されます。

「set TextBox1.Text to」
TextBox1のテキストを設定する方です。SpeechRecognizer1.AfterGettingTextの凹みにはめ込みます。

「result1」
これは、SpeechRecognizer1.GetTextで取得されたテキストが保管されていました。これをTextBox1.Textの右側にはめ込みます。

「Notifier1.ShowAlert」
これは、トーストを表示するためのものでしたね。これをTextBox1.Textの下にはめ込みます。

「text」
テキストの部品です。Notifier1.ShowAlertの右側にはめ込みます。そしてテキストを「Recognized Speech!」とか適当に変えておきます。

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