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初心者のためのDart 2入門

Dartをセットアップしよう (2/6)

作成:2018-03-03 09:19
更新:2018-03-03 09:19

■SDKをインストールする

Dartを使うためには、「Dart SDK」をインストールしておく必要があります。これはいくつかの形態で配布されています。


■手動でインストール

一番わかりやすいのは、「プログラムをダウンロードして手動でインストールする」という方法でしょう。Dart SDKは、以下のアドレスで配布されています。
https://www.dartlang.org/install/archive

ここから、自分の使っているプラットフォーム用のものをダウンロードします。配布されているファイルは圧縮ファイルなので、これを展開し保存します。保存したフォルダが、SDK本体です。これを適当な場所に置いておきます。
SDKのフォルダ内には「bin」フォルダが用意されています。この中にDart本体が入っています。フォルダを配置したら、環境変数pathに「bin」フォルダのパスを追加しておきましょう。これでコマンドラインからdartが利用できるようになります。


■インストーラを使う

Windowsの場合、コミュニティによるインストーラを使ってインストールできます。これは以下のアドレスで配布されています。
http://www.gekorm.com/dart-windows/

ダウンロードしたプログラムを起動し、現れたインストーラの指示に従ってインストールをするだけです。インストーラの表示内容は標準的なものだけ(使用許諾契約のチェック、インストール場所、Startボタンのエイリアス名など)なので、そのままボタンを押していけばインストールできます。


■Homebrewを使う

macOSの場合、Homebrewを利用するのが一番でしょう。ターミナルから以下のように実行して下さい。
brew tap dart-lang/dart
brew install dart

これでDartがインストールできます。なおWebなどでの利用を考えている場合は、 DartiumとContent Shellというものも追加しておきます。これは以下のような形でインストールを実行して下さい。
brew install dart --with-content-shell --with-dartium

インストール後、以下のようにしてアップデート処理を行っておいて下さい。
brew update
brew upgrade dart
brew cleanup dart


――どのやり方でも、インストールができればコマンドプロンプトあるいはターミナルから「dart」コマンドが使えるようになります。以下のように実行してみてください。バージョンが表示されれば、Dartは使える状態になっています。
dart --version

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