Dartをセットアップしよう (3/6)
作成:2018-03-03 09:22
更新:2018-03-03 09:22
更新:2018-03-03 09:22
■開発環境について
Dartは、スクリプト言語ですから、基本的にはテキストエディタがあれば開発できます。が、言語に対応した専用エディタや開発ツールがあったほうがコーディングは遥かに楽になります。
Dartのサイトでは、「WebStormをインストールして使え」と書いてありますが、WebStormは有料ソフトで、30日しか無料で使えません。「ちょっと勉強して見るために年間129ドルも払えない」という人は多いでしょう。
個人的に、一番オススメなのは「Visual Studio Code」です。これはマイクロソフトの鉄板開発環境「Visual Studio」のエディタ部分をライトな開発ツールにまとめた感じのもので、以下のアドレスから無償配布されています。
インストールしたら、Visual Studio Codeを起動し、ウインドウの左端にあるアイコンから、一番下の「機能拡張」のアイコンをクリックして下さい。そして、検索フィールドから「Dart Code」と「Code Runner」というプラグインを検索し、インストールします。これで、Dartのスクリプトに入力支援機能が働くようになり、またその場でスクリプトを実行もできるようになります。
実は、ただDartのスクリプトを書いて動かすだけなら、もっと便利なツールがあります。それは「Dart Pad」というものです。これはWebアプリケーションとして提供されており、Webブラウザで以下のアドレスにアクセスすればすぐに使えるようになります。
ただし、ファイルの読み書きや、複数ファイルの対応などがなく、シンプルに「書いて動かす」というだけの使い方しか想定していません。「とりあえず試してみる」というときに便利なもの、と考えておくと良いでしょう。
Dartのサイトでは、「WebStormをインストールして使え」と書いてありますが、WebStormは有料ソフトで、30日しか無料で使えません。「ちょっと勉強して見るために年間129ドルも払えない」という人は多いでしょう。
■Visual Studio Codeについて
個人的に、一番オススメなのは「Visual Studio Code」です。これはマイクロソフトの鉄板開発環境「Visual Studio」のエディタ部分をライトな開発ツールにまとめた感じのもので、以下のアドレスから無償配布されています。
https://www.microsoft.com/ja-jp/dev/products/code-vs.aspxこのVisual Studio Codeでは多くのプラグインが開発されており、Dart用のプラグインを追加することでDartの開発も行えるようになります。
インストールしたら、Visual Studio Codeを起動し、ウインドウの左端にあるアイコンから、一番下の「機能拡張」のアイコンをクリックして下さい。そして、検索フィールドから「Dart Code」と「Code Runner」というプラグインを検索し、インストールします。これで、Dartのスクリプトに入力支援機能が働くようになり、またその場でスクリプトを実行もできるようになります。
■Dart Padについて
実は、ただDartのスクリプトを書いて動かすだけなら、もっと便利なツールがあります。それは「Dart Pad」というものです。これはWebアプリケーションとして提供されており、Webブラウザで以下のアドレスにアクセスすればすぐに使えるようになります。
https://dartpad.dartlang.orgDart Padは、左側にPadと呼ばれる専用テキストエディタがあり、右側に実行結果を表示するエリアがあります。使い方は簡単で、左側のエディタにスクリプトを書き、「Run」ボタンを押すと、実行結果が右側に表示されます。エディタにはコードの入力支援機能もあって、本格的な開発ツールと比べても遜色ないものです。
ただし、ファイルの読み書きや、複数ファイルの対応などがなく、シンプルに「書いて動かす」というだけの使い方しか想定していません。「とりあえず試してみる」というときに便利なもの、と考えておくと良いでしょう。
(by. SYODA-Tuyano.)
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●プログラム・リスト●
※下図は、Visual Studio Codeの「機能拡張」の図。Dart CodeとCode Runnerがインストールされている状態。
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