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初心者のためのDart 2入門

値と計算の基本 (4/9)

作成:2018-03-10 10:17
更新:2018-03-10 10:17

■値の演算

値は、演算のための記号(演算子)を使って演算をすることができます。これは値のタイプごとに用意されています。それぞれの演算についてまとめましょう。

■数値の演算
数値は、いわゆる四則演算のための演算子が一通り揃っており、それらを使って演算を行うことができます。用意されているのは以下のようなものです。(※AとBの2つの値を演算する形で書いてあります)

A + B   AとBを加算(足し算)する
A - B   AからBを減算(引き算)する
A * B   AとBを乗算(掛け算)する
A / B   AをBで除算(割り算)する
A ~/ B  AをBで除算し整数部分を得る
A % B   AをBで除算し余りを得る

除算関係に3つの演算子が用意されているのが特徴です。この他、演算の優先順を指定する()も使えます。

■テキストの演算
テキストにも演算は用意されています。テキストでは以下の2種類の演算子が使えます。

テキスト + テキスト  2つのテキストを1つにつなげます。
テキスト * 整数  テキストを整数個だけ繰り返しつなぎます。
例)"abc" + 'xyz' → "abcxyz"
  "abc" * 3 → "abcabcabc"

――とりあえず、数値とテキストの演算だけ頭に入れていれば、一通りの演算は行えるようになるでしょう。

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