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初心者のためのGradle入門

Webアプリケーションの開発 (2/5)

作成:2017-10-21 10:07
更新:2017-10-21 10:07

■Webアプリのフォルダ構成

では、Webアプリケーションのフォルダ構成を準備していきましょう。Webアプリケーションでは、フォルダ類は以下のような形で構成されています。
「GradleWebApp」フォルダ
 ┣「src」フォルダ
 ┃ ┗「main」フォルダ
 ┃   ┣「java」フォルダ
 ┃   ┃ ┗  ……Javaソースコード類……
 ┃   ┣「resources」フォルダ
 ┃   ┗「webapp」フォルダ
 ┃     ┣「WEB-INF」フォルダ
 ┃     ┃ ┗ web.xml
 ┃     ┗ JSPファイルなど
 ┗ build.gradle、他

とりあずアプリケーションのプログラム関連についてまとめてあります。「test」などは直接関係ないので省略してあります。

Webアプリケーションと一般のJavaアプリケーションの最大の違いは「main」フォルダ内にあるフォルダの構成です。ここには以下の3つのフォルダを用意します。

「java」フォルダ
おなじみ、Javaのソースコードファイルを配置するためのものですね。サーブレットなどはここにソースコードを配置します。

「webapp」フォルダ
これが、Webアプリケーションの公開フォルダとなる部分です。JSPファイルやHTMLファイルなどはここに配置します。また、この中には「WEB-INF」フォルダを用意し、その中にweb.xmlを配置しておきます。

「resources」フォルダ
Webアプリケーションのプログラムで必要となるリソース類を用意します。これは、Webページに表示するイメージファイルなどではありません(それらは「webapp」です)。例えば、JPAなどを利用する際に用意するpersistence.xmlのように、プログラムが必要とするリソースファイルです。

では、作成したGradleWebApp内に、これらのフォルダ類を用意しましょう。「main」内に、新たに「webapp」と「resources」を作成し、「webapp」の中に更に「WEB-INF」を作成すればいいでしょう。

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