変数・配列を使おう (5/7)
作成:2015-02-21 10:50
更新:2015-02-21 10:50
更新:2015-02-21 10:50
■配列の基本操作
配列をブループリントで扱うとき、注意すべきは、「配列そのものの操作と、配列に保管されている値の操作は違う」という点でしょう。この2つを混同しないようにしましょう。
●配列そのものの操作
詳細パネルから、配列にした変数の項目をグラフにドラッグ&ドロップし、「取得」あるいは「設定」メニューを選ぶと、普通の変数の場合と同様に配列の取得と設定のノードが作成できます。
これは、この変数に設定されている変数を取り出したり、別の変数に変更したりするためのものです。変数を配列に設定したものは、正確には「配列そのもの」ではありません。「配列を保管した変数」なんですね。ですから、その変数に別の配列を入れたりすることもできるんです。こうした操作を行う場合に「取得」「設定」ノードは用いられます。
●配列の値の操作
配列の中に保管されている値を取り出したり変更したりする場合は、グラフを右クリックして現れるメニューから項目を選んでノードを作ります。値のやり取りをするものとしては、以下のようなノードがあります。
・指定した番号の値を取り出す
配列の保管場所は、ゼロから順番に番号が割り振られています(インデックス番号のことです)。この番号を指定して値を取り出すのは「Array」という項目にある「get」です。グラフを右クリックして「get array」とタイプすると、「Array」という項目内に「get」が見つかります。
このノードは、配列をつなぐ入力項目と、インデックス番号を設定する入力項目の2つが用意されています。これらに、値を取り出す配列と取り出すインデックス番号を設定すると、出力項目からその値が取り出せます。
・指定した番号の値を保管する
配列の指定した場所に値を保管するには、「Set Array Elem」というノードを使います。これはグラフを右クリックし、「set array」とタイプすればすぐに見つかります。このノードには、いくつもの入力項目があります。それぞれの役割は以下のようになります。
Target Array――値を設定する配列をつなげます。
Index――値を保管する場所のインデックス番号を設定します。
Item――保管する値を設定します。
Size toFit――Indexで指定したインデックス番号が、配列に用意されている保管場所より大きい数字だった場合、その番号までの保管場所を自動的に作成するものです。
このように、配列に値を保管するには、「配列」「インデックス番号」「保管する値」といったものを入力項目に繋ぐ必要があります。更には、Execの入出力がありますから、処理の流れとしてExecをつないで実行させる必要があります。
ブループリントには、この他にも配列に関するノードが多数揃っています。新たに値を追加したり、特定の場所に値を挿入したり、値を削除したり、さまざまな操作がノードで行えます。が、とりあえず「Get」と「Set Array Elem」がわかれば、配列は使えるようになるでしょう。この2つだけ使い方をしっかり覚えておきましょう。
●配列そのものの操作
詳細パネルから、配列にした変数の項目をグラフにドラッグ&ドロップし、「取得」あるいは「設定」メニューを選ぶと、普通の変数の場合と同様に配列の取得と設定のノードが作成できます。
これは、この変数に設定されている変数を取り出したり、別の変数に変更したりするためのものです。変数を配列に設定したものは、正確には「配列そのもの」ではありません。「配列を保管した変数」なんですね。ですから、その変数に別の配列を入れたりすることもできるんです。こうした操作を行う場合に「取得」「設定」ノードは用いられます。
●配列の値の操作
配列の中に保管されている値を取り出したり変更したりする場合は、グラフを右クリックして現れるメニューから項目を選んでノードを作ります。値のやり取りをするものとしては、以下のようなノードがあります。
・指定した番号の値を取り出す
配列の保管場所は、ゼロから順番に番号が割り振られています(インデックス番号のことです)。この番号を指定して値を取り出すのは「Array」という項目にある「get」です。グラフを右クリックして「get array」とタイプすると、「Array」という項目内に「get」が見つかります。
このノードは、配列をつなぐ入力項目と、インデックス番号を設定する入力項目の2つが用意されています。これらに、値を取り出す配列と取り出すインデックス番号を設定すると、出力項目からその値が取り出せます。
・指定した番号の値を保管する
配列の指定した場所に値を保管するには、「Set Array Elem」というノードを使います。これはグラフを右クリックし、「set array」とタイプすればすぐに見つかります。このノードには、いくつもの入力項目があります。それぞれの役割は以下のようになります。
Target Array――値を設定する配列をつなげます。
Index――値を保管する場所のインデックス番号を設定します。
Item――保管する値を設定します。
Size toFit――Indexで指定したインデックス番号が、配列に用意されている保管場所より大きい数字だった場合、その番号までの保管場所を自動的に作成するものです。
このように、配列に値を保管するには、「配列」「インデックス番号」「保管する値」といったものを入力項目に繋ぐ必要があります。更には、Execの入出力がありますから、処理の流れとしてExecをつないで実行させる必要があります。
ブループリントには、この他にも配列に関するノードが多数揃っています。新たに値を追加したり、特定の場所に値を挿入したり、値を削除したり、さまざまな操作がノードで行えます。が、とりあえず「Get」と「Set Array Elem」がわかれば、配列は使えるようになるでしょう。この2つだけ使い方をしっかり覚えておきましょう。
(by. SYODA-Tuyano.)
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