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Google App Engine for Java(GAE/J)プログラミング入門

開発環境の準備からデプロイまで (4/5)

作成:2010-04-30 17:02
更新:2010-05-10 17:04

■プロジェクトの実行と公開

では、プロジェクトを実行してみましょう。プロジェクト・エクスプローラーから作成したプロジェクトのフォルダを選択し、「実行」メニューの「実行」にある「Webアプリケーション」サブメニューを選んで下さい。これで、プラグインに用意されているサーバーが起動し、プロジェクトがローカル内で公開されます。ブラウザから以下のアドレスにアクセスしてみましょう。

http://localhost:8888/

これで、「Hello App Engine!」と表示されたページが現れます。これは、war内に用意されていたindex.htmlの中身です。また、ここから「Mygae」というリンクをクリックしてみましょう。MygaeServletのサーブレットにアクセスし、サーブレットによるテキストの表示がされます。


※プロジェクトのデプロイ(公開)

続いて、プロジェクトをGoogleのサイトにデプロイして公開してみましょう。これは、事前にGAEの登録が済んでいて、Webアプリケーションの登録が可能になっていなければいけません。もし、まだ登録をしていないようなら、以下を参考に登録を行ってください。

http://libro99.appspot.com/index3?id=51&page=8

では、プロジェクトをデプロイしましょう。まず、プロジェクトに、デプロイするアプリケーション名を設定します。これは「プロジェクト」メニューの「プロパティー」を選んで行います。現れたウインドウの左側にある一覧から「Google」項目内の「Appエンジン」を選び、右側に表示される「デプロイメント」にある「アプリケーションID」と「バージョン」をそれぞれ指定します。

アプリケーションIDは、GoogleのGAEサイトに登録したアプリケーション名を指定します。またバージョンは、とりあえず「1」でよいでしょう。

設定を行ったら、デプロイです。これは、ツールバーから「Appエンジン・プロジェクトのデプロイ」を選ぶか、あるいはプロジェクト・エクスプローラーのプロジェクトのフォルダを右クリックし、現れたポップアップメニューから「Google」メニュー内の「Appエンジンへデプロイ」サブメニューを選びます。

メニューを選ぶと、画面に「配置」というダイアログが現れ、ここでデプロイするプロジェクト名と、GAEの登録に使ったGmailアドレスおよびパスワードを尋ねてくるので、これらを入力し「配置」ボタンを押してください。これでデプロイがされます。無事にデプロイがされたら、以下のアドレスにアクセスしてみましょう。

http://アプリケーションID.appspot.com/

これで、先ほどと同じページが表示されましたか? 問題なく表示されれば、Webアプリケーションは無事にGAEのサーバーで動いています!

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